映画「杉原千畝」スギハラ チウネに想う
先日、公開されたばかりの
本作品を観てきました。
本作品を観てきました。
テレビのドキュメンタリーでは
何回も拝見している杉原千畝さんですが
何回も拝見している杉原千畝さんですが
個人的には、以前からとても尊敬しております。
このような人が役人(外交官)のなかにいるとは
信じられない事です。
信じられない事です。
つまり
彼は、外務省をクビになって
エリート官僚の座を捨ててでも
エリート官僚の座を捨ててでも
ユダヤ人の多くの生命を救ったのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
彼が、外務省本省に無断で発給した
ユダヤ人へのビザの数は2千余り。
ユダヤ人へのビザの数は2千余り。
その2千名の方々の子孫は
現在、4万名になっているという事です。
現在、4万名になっているという事です。
ビザ発給に伴い、心底悩んでいる姿が
映画のなかで描かれておりましたが
映画のなかで描かれておりましたが
相当な覚悟と決意があったと思います。
尚、奥様の同意と理解があった事も
特筆すべき事かなと思います。
特筆すべき事かなと思います。
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話は飛びますが
在日韓国人は、
ユダヤ人と重なる部分があると思います。
ユダヤ人と重なる部分があると思います。
ユダヤ人は、民族があるものの
自分の国がないのです。
自分の国がないのです。
在日が、日本でも韓国でも外国人扱いに
なると考えれば
なると考えれば
似ているのかな？と思うわけです。
もちろん
考え方次第ですが。
在日には、
「2つの祖国がある」
あるいは
「祖国韓国と母国日本」等々…。
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私は、学生時代に、
米国における黒人への差別問題をはじめ
ナチスドイツ時代におけるユダヤ人虐殺の歴史、
第二次大戦直後の米国・日系人2世らの苦悩、
英国におけるインド人の問題や
欧州の旧植民地出身者2世の処遇問題等々…、
欧州の旧植民地出身者2世の処遇問題等々…、
歴史と法的地位、そして、各国の外国人政策を
丹念に勉強してきました。
丹念に勉強してきました。
在日が抱えてきた差別の問題は
諸外国にもある、
いわゆる、移民マイノリティーの問題と同じです。
なので、移民問題には敏感に反応するのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
話はまた飛びます。
つい最近、パリでIS(イスラム国)による
テロ事件が発生して
テロ事件が発生して
多くの生命が奪われました。
何の罪もない方々が
一瞬にして
無差別に生命を奪う事は
一瞬にして
無差別に生命を奪う事は
決して、許すことが出来ません。
しかし
もっと大事なことは
パリでの事件だけではなくて
パリでの事件だけではなくて
シリア国内における
政府側と反政府側、そしてイスラム国の
三つ巴の状態で内戦が起きていることです。
政府側と反政府側、そしてイスラム国の
三つ巴の状態で内戦が起きていることです。
火に油を注ぐように
米国、ロシアをはじめ
諸外国の軍隊が
諸外国の軍隊が
連日のように空爆を継続している事です。
国内には今もなお、
夥しい人数の血が流れています。
夥しい人数の血が流れています。
その空爆から逃れるために
数百万人のシリア人が難民として
数百万人のシリア人が難民として
祖国をあとにして移動しています。
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難民の受け入れは
そう容易いものではありません。
そう容易いものではありません。
言語や習慣、法律や文化も違うわけで
たった、千人単位で受け入れても
たった、千人単位で受け入れても
かなり大変なのです。
200人の脱北者の方々の面倒を見てきて
よく分かりました。
よく分かりました。
お金に余裕があるはずもなく
なかには
色々な人がいるわけですし…。
なかには
色々な人がいるわけですし…。
当初から
受け入れを表明してきた
さすがのドイツも
既に、受け入れる限界を超えて
ギブアップの状態です。
受け入れを表明してきた
さすがのドイツも
既に、受け入れる限界を超えて
ギブアップの状態です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
日本は、
難民の受け入れをしない
いわゆる外国人に冷たい国です。
難民の受け入れをしない
いわゆる外国人に冷たい国です。
受け入れるどころか
戦後直後からは
南米への移民政策をとったり
北朝鮮に9万人以上の在日と日本人を送りました。
事実上の厄介払い、
つまり、貧しい人たちを海外へ送り
口減らしをしたのです。
つまり、貧しい人たちを海外へ送り
口減らしをしたのです。
要は、日本に残った人だけで
一生懸命に働いて先進国を作ってきたのです。
一生懸命に働いて先進国を作ってきたのです。
先進国を作ったという意味では成功です。
一方、シンガポールは、
「成功した北朝鮮」と言われています。
というのは、
国の政策として
小学校を卒業する際に
適性検査をして
小学校を卒業する際に
適性検査をして
エリート養成の学校へ行かせるか
職業訓練校に行かせるかと
職業訓練校に行かせるかと
いち早く、決めてしまうそうです。
国家としては
先進的になり成功しております。
先進的になり成功しております。
ただ、人には自由がなく
国作りのための歯車のようになるわけです。
国作りのための歯車のようになるわけです。
国があって、人がいるのか？
人がいて、国があるのか？
国が発展すれば、国民が豊かにはなるのですが
私の考えでは
人がいてこそ、国が存在するので
人がいてこそ、国が存在するので
つまり、
国際社会のなかでの経済競争力を強めるより
人の自由を最優先すべきではないかと考えます。
人の自由を最優先すべきではないかと考えます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
パリでのテロ事件も大きな事ですが
現在、シリア情勢は緊迫しています。
この一瞬一瞬にも
爆撃が繰り返されております。
爆撃が繰り返されております。
テロという行為そのものには、大反対ですが
しかし
本当に、爆撃で問題解決になるのでしょうか？
逆に
罪もない人への誤爆もあり
これもテロ行為に似た形になっているようで
気が気ではありません。
気が気ではありません。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「シリアは遠い国だ」と言って
無関心な声もありますが
無関心な声もありますが
結局
日本にも何らかの形で
不利益を被ることになるかと思います。
不利益を被ることになるかと思います。
対岸の火事では済まないのです。
日本をはじめ
アジア諸国も
難民の受け入れをはじめ
何らかの形で
何らかの形で
国際社会で
関係国とうまく連携しながら
関係国とうまく連携しながら
沈静化を図って戴きたいものです。
。。。。。。。。。。。。。。。。
こんな時代にまさに
ワンポイントで
杉原千畝さんのような
偉人が生きていてくれたらなと
想うばかりでなりません。
偉人が生きていてくれたらなと
想うばかりでなりません。
日本は
難民の受け入れに限らず
何らかのかたちで、もっともっと
国際社会へ貢献すべきではないでしょうか？
国際社会へ貢献すべきではないでしょうか？
杉原千畝さんの
難民に対する熱い想いや
国の在り方を
もっともっと学びながら
今、自分が世界平和のために
何ができるのか
何ができるのか
深く考えてみたいと思います。
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婚活工房 代表 広瀬 哲三
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電話：03－3699-1522（行こう！夫婦）
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Posted at 19:37
