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在日物語(第37話) NGO野口さんが拘束! <脱北者支援センターVol.5>  [2015年03月06日]
在日物語(第37話) NGO野口さんが拘束! 
<脱北者支援センターVol.5>
 
ある日、突然
支援センターに連絡が入りました。
 
内容は

「北から脱北して、中国にいる姪たちから身柄を
保護してほしいと連絡が来たので何とかしてほしい」
との事でした。
 
センターを運営する上では
あちこちから
同様の知らせがくるのです。
 
センターの支援範囲は
あくまでも
日本の空港に到着してから
スタートするのです。
 
つまり
 
第三国での支援は
関われないのです。

よって
事情を聴取してから
脱北者を支援するNGOに
連絡をとり

協力して頂くように
お願いを致しました。

その後

NGOの担当の方が本格的に
動き出したことを確認して

日本に到着する数か月後を想定し

住居や在留資格、生活保護をはじめ
その後の就職などの段どりを考えていました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

全く別の仕事の一環として

国立競技場で
サッカー韓日戦を応援していた時

不意に

NGOの責任者から携帯に連絡が入りました。

内容は

「中国で支援していた野口さんと
突如、連絡が途絶えた」

との事でした。

 

それは、つまり

中国の公安当局に逮捕されて

脱北者が、北に戻されて
政治犯収容所に入れられる

事を意味しているのです。


話を聞き終わった瞬間

携帯を持っている手から
力が抜けていきました。


命をかけて
脱北した人が

下手をすれば
公開処刑になるのです。

私は、サッカー競技場のベンチで
うずくまり

目の前が真っ暗になりました。

。。。。。。。。。。。。。。。。


結局

野口さんは、約8か月間に亘り
拘束されて

日本へ戻ってきましたが

大変残念なことに
脱北者2人は北へ送還されたのです。

その後の消息は、今も分かりません。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

支援センターの事業は

苦労をしても
脱北された同胞がうまく
日本の社会に適応していけば

とても嬉しいのですが

逆に

間近で悲劇を垣間見ると

精神的な苦痛を伴うものなのです。

 
 
 
 
 
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婚活工房 代表 広瀬 哲三
業界最大手 NOZZE加盟店 結婚相談所
電話:03-3699-1522(行こう!夫婦)
http://k-kobo.biz/
 
Comment(0) | Posted at 19:31

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