在日物語（第17話）第一銀行東京支店奮戦記 ＜韓国系都市銀行＞
前述のとおり
88年に念願の韓国企業に
就職しました。
第一銀行は既に
大阪支店がありましたが
新規に東京支店が開設されて
その時の開店メンバーとなったのです。
支店の人員は
ソウル大学を卒業された
とても優秀な支店長をはじめ
優秀なスタッフ陣が
本国から来られました。
現地(東京)採用は
全員、在日韓国人だけにして
韓国人だけのスタッフで
開店準備に取り掛かりました。
4月初旬に入行して
5月12日にオープンとなりましたが
外為のディーリングを行う
資金部の配属が決まり
約半年くらいは
夜中3時までの残業が続きました。
新卒の私がいきなり
100億円の資金を電話で動かすのです。
普通は、バックオフィスという
チェックする人がいるのですが
最初は、支店が赤字なので人員が足りず
他の仕事も含めてひとりで3役を
こなしていました
毎日毎日、寿命が縮まる思いでした。
しかし
本国から来た上司らは
在日の我々を特別に可愛がってくれました。
韓国語をはじめ
仕事や社会人としての心得を
優しく丁寧に教えてくれたのです。
上司のなかには
同じ故郷の方がいらっしゃいましたが
やはり同郷ということで
特別な思い入れがありました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
第一銀行では
11年間お世話になり
退職しましたが
前述のとおり
88年に念願の韓国企業に
就職しました。
第一銀行は既に
大阪支店がありましたが
新規に東京支店が開設されて
その時の開店メンバーとなったのです。
支店の人員は
ソウル大学を卒業された
とても優秀な支店長をはじめ
優秀なスタッフ陣が
本国から来られました。
現地(東京)採用は
全員、在日韓国人だけにして
韓国人だけのスタッフで
開店準備に取り掛かりました。
4月初旬に入行して
5月12日にオープンとなりましたが
外為のディーリングを行う
資金部の配属が決まり
約半年くらいは
夜中3時までの残業が続きました。
新卒の私がいきなり
100億円の資金を電話で動かすのです。
普通は、バックオフィスという
チェックする人がいるのですが
最初は、支店が赤字なので人員が足りず
他の仕事も含めてひとりで3役を
こなしていました
毎日毎日、寿命が縮まる思いでした。
しかし
本国から来た上司らは
在日の我々を特別に可愛がってくれました。
韓国語をはじめ
仕事や社会人としての心得を
優しく丁寧に教えてくれたのです。
上司のなかには
同じ故郷の方がいらっしゃいましたが
やはり同郷ということで
特別な思い入れがありました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
第一銀行では
11年間お世話になり
退職しましたが
その後、私は転職をして
韓国民団中央本部で勤務をしました。
韓国民団中央本部で勤務をしました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
しかし、
2007年頃から世界同時不況となり
韓国通貨危機となり
さらに、大手の貸付先が破たんしたことで
第一銀行は経営が困難になり
ついに
外資系企業へ売却され
大阪支店が閉鎖され
その後
東京支店も閉鎖となりました。
思い入れのあった銀行だけに
胸を切られるような思いをしました。
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